Kanon&Aria

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留学生・ボブ青年

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20年以上も前のことになりますが、実家でも留学生を預かっていたことがありました。

当時都内の大学の国際学部に留学した20才のボブ青年はカナダのトロント出身、そりゃーもう『超』がつくおりこうさんでした。当時私も妹も実家から離れて暮らしており、両親とボブの3人暮らしだったわけですが、ボブはお片づけ満点、もちろん洗い物も手伝ってくれるしお買い物にも付き合ってくれるし力仕事だって頼めちゃう。とにかく優しい子で母は大層感動しておりました。男の子ってなんて可愛いの!娘2人いるよりよっぽど良い!って(笑)



彼のマミーは次男坊のボブをそれはそれは可愛がっておりました。後に一家で日本に遊びに来た時も、既に26になっていた息子を、『My sweetie・・・私の可愛い子!』と愛しくてたまらない様子・・・・大体あちらの方の愛情表現は濃いものですが、それを差し引いても甘い甘い。『母親にとって男の子ってこんなに可愛いのね~』と妙に納得したものでした。

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さて、月日は流れ、歯医者さんだったダディが亡くなってマミーは未亡人となり、ボブ青年は大学院を卒業後就職、順調にキャリアを積んだ頃バリバリのキャリアウーマン(会計士)と結婚しました。今は可愛い女の子の父親となったボブ、先日その彼から奥さんの日本出張に休暇を取ってついて行くのでぜひ会いたい、と連絡が来ました。

15人ぶりに再会した両親と妹(私はその日都合がつかず残念ながら欠席)とボブ、それぞれ時の流れを実感したそうです。自らを棚に上げて言わせてもらえば彼もも立派なオジサンになっていた。。。(爆)

奥さんは仕事で忙しいけれど付き添いのボブはヒマ(笑)。妹宅に遊びに来て(そういえば彼は妹夫婦の披露宴で日本語のスピーチをしたんだっけ)、口を開けば手放しで奥さんのことを褒めちぎっていたそうです。『ボクの奥さんは仕事ができてそりゃあスゴイんだ~♡』(笑)そして未亡人のマミーのことを、『今BFがいるんだけど結構うまくいってるみたいなんだよねー。いつまでも一人でいないで早く再婚して幸せになってほしいな。』

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どれだけ母が溺愛して育てようと所詮息子は結婚したら妻のもの。男の子なんてこんなものよねーと妹はブツブツ(爆) しかし70になる未亡人の母親の再婚を息子が望む、という図式、あちらは子供の自立が早いので老後は孫が生きがいなんて事にはならないし、自分の幸せを大切にするのは当たり前ではありますが、日本ではまだまだこんな風にサラっとはいきませんよね。この件についてボブの奥さんに感想を聞いてみたかった!(≧∇≦)/

昔から使えるオトコだったボブ、強く逞しくデキるオンナと結婚して家事も育児もOK、の今の姿は遠い大学生のあの頃から透けて見えていましたよ。いつまでも幸せにね!
by kanoaria | 2008-06-06 13:18 | 日々の暮らし