Kanon&Aria

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次郎と正子

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何年か前に「白洲次郎ー風の男」という本を読んで、あの時代の日本にこんな素敵な人がいたんだ・・・と驚いたものですが、これは白洲次郎、正子夫妻の長女である牧山桂子さんが書いた素顔の白洲家。

白洲次郎さんがいかに格好良かったか、ということは語りつくされていますが、この本ではどちらかというと奥様の白洲正子さんに関する話がとても興味深かった。

白洲正子さんは元伯爵家のお嬢さまですから、子供の頃からのお付きの人がそのまま一緒にお嫁入りしているんですね。全く家事ができないのでいつもお手伝いさんが必要だったわけですが、時代の流れと共にそんな暮らしが成り立つわけもなく、必然的に娘には様々な負担がかかってきます。浮世離れした母に対する娘の観察は余りに鋭い・・(笑)

生身の家族の証言によるこの本は、今までに読んだどの夫妻の本よりも面白く、つい時間を忘れて読みふけってしまいました。

ちなみに夫婦円満の秘訣は次郎曰く、「一緒にいないこと」ですって(爆)
by kanoaria | 2007-09-02 23:28 | Books